おすすめのロボット芝刈り機を紹介します！

「ロボット芝刈り機を選ぶ際に重視するポイント」をWEBアンケートで調査！

1位は「操作が簡単」でした。難しい操作のいらないロボット芝刈り機を選ぶことにより、機械が苦手な方や高齢の方も気軽に使用できます。

2位は「コストパフォーマンス」でした。範囲や機能により価格が変動するため、用途に合ったコストパフォーマンスの高いロボット芝刈り機を選ぶのがおすすめです。

3位は「音の小ささ」でした。静音性が優れているモデルであれば、住宅街でも騒音を気にすることなく使用できます。

4位は「購入後すぐに使用できる」でした。難しい設置作業に不安がある方は、すぐに使用できるモデルを選びましょう。

アンケートの結果は以上です。それでは、ここからはロボット芝刈り機の選び方について、チェックするべきポイントをより詳しくご紹介します。

ロボット芝刈り機の選び方

ロボット芝刈り機を選ぶ際は、価格、操作性、設置のしやすさ、静音性など、いくつかチェックしたいポイントがあります。どの機種を選ぶかによって芝刈りの効率や利便性が大きく変わるため、自分の庭や使用環境に適したモデルを選びましょう。

操作が簡単

ロボット芝刈り機の大きなメリットのひとつは、従来の手動芝刈り機に比べて操作が簡単なことです。多くのモデルでは、電源を入れて設定をすれば、あとは自動で芝刈りを行ってくれます。なかには、設定が不要で、電源を入れるだけですぐに使い始められるシンプルなものもあります。

とくに初めてロボット芝刈り機を導入される方や、ご高齢の家族にプレゼントする場合などは、シンプルかつ操作しやすいタイプを選ぶのがおすすめです。

コストパフォーマンス

次にチェックしたいのが価格についてです。高額なものほどよいものと考える方もいるかもしれませんが、ロボット芝刈り機は使用する範囲や機能などによって価格が変わるため、高いからといって必ずしも使いやすいものとは限りません。

一般的に10万円以下が安いとされており、50万円以上は家庭では使用しないということを念頭に置き、価格をチェックしてみましょう。予算と機能などを照らし合わせたうえで、コストパフォーマンスの高いモデルを選ぶのがおすすめです。

音の小ささ

芝刈り機を使用する際、意外と気になるのが動作音です。ロボット芝刈り機はそもそもエンジン式の芝刈り機に比べて動作音が小さいため家庭の庭でも使用しやすいですが、そのなかでもより音が小さいものを選べば時間帯などを気にせず利用することができます。

とくに早朝や夜間に使用したい方や、隣家との距離が近い場合などは、できるだけ静音性の高いモデルを選ぶようにしましょう。

騒音の目安ですが、40dbは、静かな図書館や静かな住宅地の昼間などになり、50dbはオフィス環境で静かなレベル、60dbはデパート店内などが該当します。一般的には40db以下であれば静かで快適と感じられ、60db以上はうるさく感じることが多いようです。

ただし、あくまでも目安になり、その場の状況や条件などにより感じ方や大きさは異なりますので、参考としていただけると幸いです。

※dbとは、デシベルといわれる音の大きさを表す単位になります。

購入後すぐに使用できる

ロボット芝刈り機は、購入後にすぐに使用できるものもあれば、設置作業が必要なものもあります。多くのモデルでは、境界ワイヤーを設置することで作業範囲を決める仕組みになっており、ワイヤーの敷設が必要です。

昨今では、より家庭で導入しやすいよう境界ワイヤーなしで、カメラやセンサーによって芝を識別しながら動作してくれるタイプもあります。大掛かりな作業無しで手軽に使い始めたいのであれば、このようなタイプを選びましょう。

ロボット芝刈り機とは？

ロボット芝刈り機は、自動で芝を刈るロボット掃除機によく似た機器です。一般的な芝刈り機とは異なり、人が操作する必要がなく、あらかじめ設定したエリア内で自律的に動作します。そのため、芝刈りにかかる時間や労力を大幅に削減できるのが特徴です。ここでは、ロボット芝刈り機の主な仕組みや用途についてご紹介します。

ロボット芝刈り機の仕組み

これまでのロボット芝刈り機といえば、ワイヤーで囲ったエリア内の形状や障害物を認識しながら自動で走行して芝刈りをするものが一般的でした。ワイヤーを庭の外周や芝刈りを避けたい場所に設置しすることで、誤って庭の外へ出たり、花壇や通路などの刈るべきでないエリアに進入するのを防ぐという仕組みです。

しかしこのタイプは事前にワイヤーを設置する準備などが必要であるため、利用開始時の負担が大きいと感じる方も少なくありませんでした。昨今では家庭でも手軽に導入できるタイプとして、GPSやカメラ、センサーを搭載し、境界ワイヤーなしでも正確にエリアを識別できるものも発売され始めています。このようなモデルを選べば、下準備などの必要なく、すぐにロボット芝刈り機を導入することができます。

また、多くのロボット芝刈り機は、バッテリー駆動で動作します。基本的にバッテリーが一定の残量以下になると自動で充電ステーションへ戻り、充電が完了すると再び作業を開始する仕組みになっています。しかし充電ステーションは電源工事を必要とするケースもあり、ご家庭で気軽に導入するのが難しいというデメリットもありました。

その点最新のモデルの中には充電ステーションを必要としない、取り外し可能な電池を使用するタイプもあります。もちろん電源工事の必要もないため、購入後すぐに使用開始できることから、より手軽にロボット芝刈り機の導入を叶えてくれます。

また、なかにはスマホアプリなどでの操作が可能なロボット芝刈り機もあります。このようなモデルであれば、外出先からでも操作ができ、長期間家に帰れないときでも安心して利用することができるでしょう。

ロボット芝刈り機の用途

ロボット芝刈り機は、とくに戸建て住宅の庭で使用するのにおすすめです。これまで手作業で行っていた芝刈りが不要になり、休日の時間を有効活用できるだけでなく、芝の高さを一定に保つことで美しい景観を保つことができるようになります。昨今では静音設計のモデルが多く、早朝や夕方でも近隣に気を遣うことなく稼働できるのも嬉しいポイントです。

ご家庭のみでなく、小規模な企業の敷地やオフィスの緑地スペース、公共施設の芝生エリアに導入されるケースも増えています。人手をかけずに芝を維持できるため、管理コストの削減にもつながるでしょう。なかでも、飲食店やホテルのエントランス周りなど、美観を重視する場所への導入におすすめです。

そして贈り物としてロボット芝刈り機を選ぶ方も増えています。芝刈り作業は、とくに高齢の方にとって負担の大きい作業です。そのため、ロボット芝刈り機はご両親へのプレゼントとしても人気があります。重い機械を押したり、炎天下で作業をすることなく安全かつ快適に芝を維持できるため、ご両親の身体を気遣う方に人気なのです。

このように、ロボット芝刈り機は自宅への導入以外でもさまざまな用途で活用するために人気が高まっている機器です。定期的に行わなければならない芝刈りの負担を減らすためにも、ぜひロボット芝刈り機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ロボット芝刈り機のメリット・デメリット

ロボット芝刈り機は、芝生の手入れを自動化し、手間を大幅に軽減する便利なアイテムです。しかし、どの製品にもメリットとデメリットがあり、導入前にそれぞれを把握しておくことが大切です。ここでは、ロボット芝刈り機のメリットやデメリットをご紹介するので、導入前にぜひチェックしてみてください。

ロボット芝刈り機のメリット

まずはロボット芝刈り機のメリットを見ていきましょう。

時間の有効活用

従来の手動芝刈り機では、芝刈りのために数十分から数時間の作業時間が必要でした。しかし、ロボット芝刈り機を導入することで、その時間を趣味や家事などに当てられるようになるので、時間を有効活用できるというメリットがあります。とくに仕事や子育てなど、庭の手入れ以外にもやるべきことが多いご家庭には、多くのメリットを感じられるでしょう。

炎天下での作業が不要（暑さ対策にも）

夏場の芝刈りは、直射日光を浴びながらの作業となり、熱中症のリスクも高まります。広い庭を持つ方や高齢の方にとっては、非常に負担の大きい作業であるといえるでしょう。その点ロボット芝刈り機を導入すれば、炎天下での作業が不要になり、安全に芝生を管理することができるようになります。健康や安全面にも配慮するのなら、ぜひロボット芝刈り機の導入を検討してみてください。

いつでも気軽に使える

一般的なエンジン式芝刈り機は騒音が大きく、住宅街や集合住宅の庭で使用すると、近隣への騒音問題につながることがあります。一方、ロボット芝刈り機は電動モーターを採用しているため非常に静かで、早朝や夜間でも近所を気にせず稼働できます。最近では家庭用に、さらに静音性が高まったモデルなども発売されており、より手軽に導入できるようになってきました。

省エネ・環境にやさしい

ロボット芝刈り機は電動で稼働するため、エンジン式の芝刈り機に比べて二酸化炭素の排出がなく、環境負荷が低いのも大きなメリットです。また、ロボット芝刈り機のなかには「マルチング機能」が搭載されているものも多く、刈った芝を細かく裁断してそのまま地面に残すことで、肥料として再利用できるため、自動的に芝生の健康維持をしてくれるというメリットもあります。

導入しやすい価格になりつつある

ロボット芝刈り機は手動式の芝刈り機に比べると価格が高いものではありますが、一度購入してしまえば何年も使用できるためトータル的なコストを見ればそう高いものではありません。芝刈り作業の負担を減らしたり、芝刈りの回数を減らせるという点でのメリットも大きいため、むしろ安いと感じる方もいるでしょう。また昨今では家庭用のロボット芝刈り機もメジャーになり始めており、比較的購入しやすい価格になりつつあるというのも嬉しいポイントです。

ロボット芝刈り機のデメリット

一方で人によってデメリットに感じてしまうポイントもいくつか存在しています。

設置が面倒（電源工事などが必要な場合も）

ロボット芝刈り機の多くは、境界ワイヤーを設置する必要があるため、設置作業に時間がかかる場合があります。庭の形状によっては、ワイヤーの配置に工夫が必要になり、広い庭ではより手間がかかることもあります。また、充電ステーションを設置する際には電源が必要となるため、庭に適切な電源がない場合は、電源工事が必要になる可能性もあります。ただし最新モデルの中にはワイヤーの設置不要なタイプもあるため、希望に合わせたものを選ぶことで、 この点のデメリットは感じにくいでしょう。

充電式のため、充電の手間がかかる

バッテリーで動作するため、定期的な充電が必要であることもロボット芝刈り機のデメリットのひとつです。一般的には自動で充電ステーションに戻る機能を備えていますが、長時間の稼働が必要な場合や広い庭では、充電待ちの時間が発生することがあります。また、バッテリーの寿命があり、数年ごとに交換が必要になる点も考慮すべきポイントといえるでしょう。

初期費用がかかる

ロボット芝刈り機は、一般的な手動芝刈り機よりも高価であるというデメリットもあります。価格帯は機種によって異なりますが、手頃なものでも10万円前後、高性能モデルでは50万円以上するものもあります。そのため、初期投資が必要になる点がデメリットといえるでしょう。なかにはレンタルサービスを提供しているロボット芝刈り機もあるので、それを活用することで初期の費用負担を抑えられたり、後悔のない購入につながったりする可能性があります。

故障時の修理対応が必要

ロボット芝刈り機は電子機器であるため、万が一故障した場合は自分で修理するのが難しいことがあります。そのため、　メーカーの保証や修理サポートが整っているかを事前に確認しておきましょう。また、センサーやモーターが故障した場合、交換部品の費用がかかる可能性があり、その分高額になってしまうこともあります。

ロボット芝刈り機の費用相場

ロボット芝刈り機を導入する際、気になるのが費用相場です。機能や性能によって価格帯は大きく異なり、庭の広さや設置方法によっても費用が変動します。また、本体価格だけでなく、設置費用やメンテナンスコストも考慮することが重要です。ここでは、ロボット芝刈り機の価格相場と設置にかかる費用について詳しく解説します。

種類別の費用相場

まずは種類ごとの相場費用を見ていきましょう。

小規模向け（～200㎡程度）

相場：8万円～15万円前後

住宅の庭などにぴったりな小規模向けのロボット芝刈り機には10万円以下で購入できるタイプもあります。基本的な自動芝刈り機能を備えており、コンパクトで操作もシンプルなものが多く、どのようなご家庭でも導入しやすいでしょう。最近ではワイヤーの設置不要のものも発売されています。

中規模向け（200～500㎡程度の庭向け）

相場：15万円～30万円前後

広めの庭に対応できるパワーと駆動時間を持つのが中規模向けのロボット芝刈り機です。障害物検知センサーや、より効率的な刈り方をするAI機能を備えたモデルもあり、全天候型のタイプも発売されています。メーカーによっては、スマホ操作に対応しているモデルも販売されています。

大規模向け（500㎡以上の広い庭や企業の敷地向け）

相場：30万円～50万円以上

企業などより大きな敷地で使用する大規模向けのロボット芝刈り機は、価格も高めになっています。GPSナビゲーションやアプリ連携など、最先端の機能を搭載しているモデルも少なくありません。また充電1回あたりの稼働時間が長く、大規模な芝生管理に適しているのが特徴です。企業や公共施設の管理に導入されるケースも増えてきています。

ロボット芝刈りの設置にかかる費用

ロボット芝刈り機を導入する際は、本体価格のほかに設置費用が発生する場合があります。

境界ワイヤーの設置費用

作業エリアを認識するためにワイヤーを設置する場合は、その設置費用がかかることがあります。DIYで設置する場合は、ワイヤー・ピンの材料費のみとなるので、費用は数千円程度に収まるでしょう。ワイヤーを地下に埋没したいなど、業者に依頼する場合は庭の広さや複雑さにもよりますが、3万円～10万円程度の費用がかかることがあります。

充電ステーションの設置費用

充電ステーションの設置が必要なロボット芝刈り機の場合、設置場所には電源が必要です。屋外コンセントがある場合は追加費用無しでそのまま使えますが、屋外コンセントがない場合は電源工事費として1万円～3万円程度かかります。

メンテナンス・交換部品費用

設置後のメンテナンスや、部品の交換費用についても事前に把握しておきましょう。ブレード（刃）の交換は使用頻度によって異なりますが、年2,000円～5,000円程度を見ておくといいでしょう。

また、長く使用しているとバッテリーの交換が必要になってくるケースもあります。バッテリーはメーカーによって価格が異なりますが、1万円～3万円程度で購入できることが多いです。

ロボット芝刈り機の導入の流れ

ロボット芝刈り機の導入を検討されている方に向けて、導入の流れをご紹介いたします。ただしご紹介するのは一般的な手順であり、メーカーや販売店によって異なる場合があるため、詳細については公式サイトなどをチェックしてみてください。

問い合わせから購入までの流れ

まずは、各メーカーや販売店の公式サイトを確認し、ロボット芝刈り機の機能・対応面積・価格帯・設置方法などを比較検討しましょう。自宅の庭や設置したい場所の敷地に適したモデルを選ぶために、芝生の面積や傾斜、障害物の有無なども事前に確認しておくとスムーズです。

続いてメーカーへお問い合わせを行い、見積もりを取得してください。なかにはレンタルに対応しているメーカーもあるため、事前に使用感などを試してから正式購入したい場合も、ぜひ一度お問い合わせしてみるのがおすすめです。

購入が決定したら、販売代理店やオンラインショップで注文を行い、商品を受け取ります。受け取りまでの日数は在庫状況によっても異なるため、事前に確認しておきましょう。

導入後の流れ

購入後は機種にもよりますが、境界ワイヤーの埋没が必要なケースがあります。自分で設置することも可能ですが、広い庭の場合や複雑なレイアウトの場合は、販売店の設置サービスなどを利用してワイヤーを設置しましょう。

また、充電式の場合は充電ステーションの設置を行います。万が一設置場所に電源がない場合は電源工事を行うため、別途その手配をする必要があります。

機種によっては芝刈りのスケジュールや稼働範囲などの初期設定をしなければならないケースもあります。設定後は障害物の回避や正しく作動するかを確認するために、何度か試運転をしてみてください。初期設定無しで使用開始できるタイプもあります。

つねに芝刈りの性能を一定に保つためには、定期的なブレードの交換やメンテナンスを行いましょう。ブレードは使用頻度によっても劣化具合が異なるので、交換のタイミングはメーカーや販売店に相談してみてください。

用途や目的に合わせて最適なロボット芝刈り機を選定しよう

ロボット芝刈り機を導入することで、多くの負担や手間がかかる芝刈りの作業を効率化することができます。さまざまなメーカーからロボット芝刈り機は発売されていますが、使用する範囲や用途に合わせて適切なものを選び、負担を減らしながら美しい芝生を維持しましょう。