ルンバみたいな自動芝刈り機とは?仕組みや使い方も徹底解説!

公開日:2025/03/13
自動芝刈り機

庭の手入れに労力や時間がかかるため、負担を軽減したいと考える人は多いと思います。とくに、所有する庭の面積が広い人や芝刈りがキツい人、多忙な人にとっては切実な悩みだといえるでしょう。そこでこの記事では、自動芝刈り機の特徴や仕組み、導入するメリットとデメリット、自分にぴったりの芝刈り機を選ぶポイントなどを解説します。

ルンバみたいな自動芝刈り機とは?

まずは、自動芝刈り機の特徴や仕組みを紹介します。

自動芝刈り機の特徴

ロボット芝刈り機ともよばれる自動芝刈り機の大きな特徴は、自動で動いて芝を刈ってくれることです。イメージとしては、ルンバを思い浮かべるとよいでしょう。自分で押さないと動かない手動の芝刈り機とは違って、設置するだけ毎日一定の高さで芝を刈ってくれます。

ハイパワーなので、100坪以上あるような広い敷地に使用するのがおすすめです。なお、ワイヤーを張ることで刈り取る範囲はあらかじめ指定できるため、予想外の場所に侵入してしまう心配もありません。

自動芝刈り機の仕組み

ここからは、自動芝刈り機の仕組みについて電動モーター、バッテリー、センサーの3つの面から解説します。1つめの電動モーターは、芝刈り機を動かす役目を担っています。

2つめのバッテリーは充電の役目を担っており、自動芝刈り機はバッテリー残量が減ると事前に設置した充電ステーションで自ら充電するのが特徴です。3つめのセンサーには事故防止センサーや衝突センサーなどがあり、安全性を確保する役割を担っています。

ロボット芝刈り機のメリットとデメリット

ここからは、ロボット芝刈り機のメリットとデメリット、購入前に知っておきたいポイントについて紹介します。

メリット

まずは、ロボット芝刈り機を使用するメリットを3つ紹介しましょう。1つめは、身体的・時間的な負担を大きく軽減できることです。手で芝刈り機を押す必要がないのはもちろん、毎日芝刈りをすることで刈ったあとの芝を集める負担も減らせます。

なぜなら、刈り取った芝の削りカスには栄養があるので、放置することで芝の成長を促せるからです。また、芝の成長期にあたる夏期には熱中症のリスクも軽減できます。2つめは、芝刈りの頻度を増やせるため、芝生の密度が濃くなりカーペットのような美しい芝生がキープできることです。

3つめは、電動式やエンジン式の芝刈り機の動作音(70dB前後~90dB前後)と比べて動作音が小さい(60dB前後)ことにあります。60dB前後の動作音は、家の中にいればほとんど音が聞こえないレベルの音量です。

そのため、住宅街や夜間であっても比較的使用しやすいでしょう。なお、電動式芝刈り機の平均的な動作音である70dB前後はバスの車内と同レベル、エンジン式芝刈り機の平均的な動作音である90dB前後は建設中の工事現場と同レベルだといわれています。

デメリット

ここからは、ロボット芝刈り機を使用するデメリットについても3つ紹介します。

1つめは、手動の芝刈り機を購入するよりも初期費用が高くつくことです。2つめは、すでに長く伸びた芝を刈り取るのには向いていないことです。そのため、10㎝を超える芝を刈りたい場合には事前に6cm程度まで刈っておく必要があります。

3つめは、仕上がりにムラができやすいことです。また、芝刈高は2cm以上で設定できるモデルが多いので、短い芝生に仕上げるのは難しいでしょう。

購入前に知っておきたいポイント

ここからは、メリットとデメリットをふまえたうえで購入前に知っておきたいポイントをまとめます。ロボット芝刈り機を購入する最大のメリットは、芝刈りにかかる労力と時間を大幅にカットできることです。

一方デメリットとしては、購入時に高い費用がかかることがあげられます。また、ある程度伸びてしまった芝を刈るのは難しいという特徴もあります。以上のようなことから、購入前には本体価格や刈り取れる芝の高さをはじめ、仕上がりや音の大きさなども合わせてチェックしておくとよいでしょう。

自分にぴったりのロボット芝刈り機を選ぶポイント

最後に、自分にぴったりのロボット芝刈り機を選ぶためのポイントを2つ紹介します。

最適な機能を選ぶコツ

自分にとって最適な機能を選ぶコツとしては、天候耐性機能や刈り高の仕様、スマホアプリとの連携が可能かどうかなどに注目することがあげられます。まず、芝刈り機は屋外で使用するため、天候耐性機能が非常に重要であることを覚えておきましょう。

基本的に大多数のロボット芝刈り機には防水加工がされています。しかし、あらゆる方向からの飛沫による影響がないとされる、IPX4以上のものを最低ラインと考えておくとより安心です。

そのうえで予算があれば、できるだけ高めの防水規格のものを購入するとよいでしょう。なお、水洗いできないタイプのものはメンテナンスに時間がかかるため注意が必要です。

また、刈り高の仕様が自分の理想とする芝の長さに合うのかどうかを事前に調べておくことも大切になります。外出先や遠方から芝刈りの時間や刈り高を設定したい人やこまめに芝刈りの状況を確認したい人なら、スマホアプリと連携できるものを選ぶのがおすすめです。

メーカー選びのコツ

メーカー選びで大切なことは、実績のあるメーカーを選ぶことです。なぜなら、ロボット芝刈り機はまだ比較的新しい分野の製品であるからです。

そのため、新規参入メーカーのものには、実績不足という弱点があります。一方、すでに実績のあるメーカーのものは何度も生産と改良を重ねているため安心して使用できるでしょう。

まとめ

庭の手入れにかかる労力や時間を減らして快適に暮らしたいと考える人は多いと思います。そこでこの記事では、自動芝刈り機の特徴や仕組み、導入するメリットとデメリット、購入前に知っておきたいポイント、自分にぴったりの芝刈り機を選ためのポイントなどをくわしく解説しました。自動芝刈り機を導入する最大のメリットは、芝刈りの頻度を減らして体力的、時間的な余裕をつくり出せることです。操作がシンプルなものやスマホアプリと連携できるものなどさまざまな種類があるので、ぜひ自分や家族のニーズを満たしてくれるものを選んでみてください。

PR面倒なセットアップ一切なし!ワンプッシュですぐに使えるロボット芝刈り機はこちら

tablepressアイコン おすすめのロボット芝刈り機比較表

会社名リンク特徴レンタル・リース連続使用時間騒音レベル重さ充電システム最大許容傾斜角

DROP AND MOW(ETGJapan株式会社)

DROP AND MOW(ETGJapan株式会社)の画像
境界ワイヤーや充電ステーションの設置なし約180分57db6.6㎏自宅のコンセントでバッテリー充電可能35%
Automower AspireR4(ハスクバーナ・ゼノア株式会社)
Automower AspireR4(ハスクバーナ・ゼノア株式会社)の画像
コンパクトサイズ  要問い合わせ70分59db5.9 kg充電ステーションでのバッテリー充電25 %
AGC180(PLOW)
AGC180(PLOW)の画像
シャープなデザイン
SVG アイコン
45分69db11.0kg充電ステーションでのバッテリー充電36%
HG-RMA302(ハイガー株式会社)
HG-RMA302(ハイガー株式会社)の画像

安心の2年間保証
SVG アイコン
75分61db5.5kg充電ステーションでのバッテリー充電27%

テキストコンテンツアイコン おすすめ関連記事