芝生を手入れする方は必見!秋の芝刈り作業のポイント解説

公開日:2025/03/13
秋

自宅の庭に芝生を敷いている人には「手入れ方法が正しいかどうかわからない」「もっと効率よく作業したい」「もっと美しくしたい」などさまざまな悩みがあるでしょう。芝生は、秋から冬に向けて手入れを行うことで来春美しい芝生になります。そこで今回は、秋の芝刈り作業について説明します。ぜひ参考にしてください。

秋の芝刈りは頻度を調整!

まずは、秋の芝刈りの方法やポイントを見ていきましょう。

来春に向けた管理

春になって芝の手入れをしたいと思っても「なかなか萌芽しない」「成長速度が遅い」「枯れてしまう」など、なんだか芝生の状態が悪いと感じたことはないでしょうか。そういった場合は、秋の芝生管理が影響している場合があります。

そのため、秋から来春に向けた管理を気をつけてみましょう。秋になると、芝生の活動は鈍ってきます。来春の芽吹きに向けてエネルギーを貯蔵するようになるため、葉の成長がゆっくりになるでしょう。

成長の遅い葉に合わせて芝刈りを行い、芝丈は長めにすることで光合成を高められるようにするのがおすすめです。また、芝丈を長めに残しておくことで表土を保護できます。これにより、冬の寒さから保護して土が凍りにくくなる、霜から芝を守るなどの効果があるでしょう。

秋の芝刈りのポイント

秋の芝刈りは徐々に芝刈りの頻度を下げていきましょう。9月は週1回、10月は2週間に1回ほどで構いません。10月末ごろを刈り止めとします。

施肥とサッチングで冬支度!秋に必要な芝刈り作業

来春に状態のよい芝生を保つためには、施肥やサッチングといった冬支度が必要です。芝生の健康のためにも、以下のポイントをおさえて冬支度をしましょう。

秋の施肥

10月中旬まで、1か月から2か月ほどの間隔で堆肥を与えます。10月の施肥を。シーズン最後の肥料やりにして構いません。冬に休眠した芝は成長しないため、肥料が必要ないからです。肥料を与えると休眠を必要としない雑草に養分が行きわたってしまい、かえって草むしりが大変になってしまうでしょう。

サッチングの実施

芝を刈った際に出たカス、冬枯れした葉や古い根といったものが土壌の浅いところに堆積したものをサッチと呼びます。そして、サッチを取り除く作業がサッチングです。

熊手やレーキを使って取り除きますが、根に多少傷がついてしまうことがあるのでやりすぎには気をつけましょう。しかし、サッチをそのままにしておくと、病気や害虫の温床になります。なお、植えてすぐの芝生にはサッチはないため、作業をする必要はありません。

エアレーションと目土入れ

土壌の通気性、排水性アップのためには、エアレーションや目土入れを10月くらいまでにおわらせておくのがおすすめです。年月が経ったり人が歩いたりすると、土壌が硬くなっていくため、根の呼吸をさまたげてしまいます。

そのため、穴あけ器具を使って土壌に穴を開けることで、根や茎の通気性や通水性をよくしてあげましょう。暖地型芝は9月ごろ、寒地型芝なら9月から10月くらいに秋のエアレーションを行います。

また、目土入れも行うとよいでしょう。目土入れは、手入れ用の土を芝生にかぶせる作業のことをいいます。目土入れは種の発芽率を高める、根が深く根付くようになるといった効果が期待できます。

エアレーションを行うと茎や根がむき出しになってしまうため、目土入れを行うことで茎や根を保護しましょう。秋に目土入れが必要なのは、主に寒地型の芝生です。9月から10月にかけて作業を行いましょう。

秋の芝刈りは翌年に向けた病害虫&雑草対策が重要

美しい芝生を保つには。病害虫への対策・雑草への対策が必要です。以下に、どのような対策を行うべきか説明します。

翌年に向けた病害虫対策

芝生が病気になっている場合、対策をしないと同じ病気を繰り返すことがあります。秋に長雨が発生すると病原体が繁殖する、芝生が弱体化するといった状況になり、病害が発生してしまうことがあるのです。

病原菌が繁殖すると春はげ病などになることがあるため、10月、11月ごろに予防のための殺菌剤を散布するのがよいでしょう。秋に生育が落ちている時期に害虫被害があると、翌年きれいな芝生が生えるのを阻害してくる場合があります。そのため、害虫対策には薬剤散布も考えましょう。

雑草処理を行う

芝生が休眠状態に入ったら、雑草処理を行いましょう。11月以降は芝生の手入れの手間が減るため、草むしりをすることで翌年の処理が楽になるでしょう。しかし、秋になると草むしりを行う時間がなかったり、寒かったりする場合があります。

作業が負担という場合は、除草剤を散布することで発生を抑制できます。除草剤は、発芽抑制効果があるものがおすすめです。除草剤を散布することで、冬は芝生の管理、草むしりのどちらも行う手間がなくなります。

まとめ

春に美しい芝生を見たいのであれば、秋の芝生管理をしっかり行うとよいでしょう。来春に健康的な芽吹くようにするには、秋にさまざまな作業を行うことが大切です。冬が近づくと日照時間が少なくなるため、庭に出る時間が少ない、寒くなってきて作業をしたくないといった場合は除草剤をまいて冬は庭仕事を減らしてしまうのもいいかもしれません。また、芝刈りが負担になってきた場合は、芝刈り機の導入も検討しましょう。

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