引用元：https://www.kinboshi-pro.jp/SHOP/GSJ-2500.html
| 会社名 | キンボシ株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 兵庫県小野市大島町743番地 |
| 電話番号 | 0794-62-2391 |
キンボシ株式会社の創業者である田中栄吉は、剃刀の製造技術を利用して鎌を製造しました。その時代から、同社は刃物のプロフェッショナルとして、鎌やハサミを製造してきたのです。そして、この技術を用いてつくられた手動芝刈り機がGSJ-2500です。今回は、キンボシのGSJ-2500の特徴を詳しく説明します。
静かで軽い手動芝刈り機
キンボシ株式会社が開発した手動芝刈り機GSJ-2500は、静かで軽い手動芝刈り機として注目を集めています。最大の特長は、その静音性と軽量性を高次元で両立させた点です。
とくに静音性については、新開発の刃の自動調整機構により、従来の手動芝刈り機と比較して大幅な騒音レベルの低減を達成しています。この革新的な機構では、受刃と回転刃が常に一定の力ですり合うように設計されており、従来機種で必要とされていた定期的な刃調整を不要としました。
その結果、音エネルギー換算で約35%もの騒音レベル削減を実現しています。軽量性においても、本体重量約8kgという同クラスでは軽量な設計を実現し、女性や高齢者でも無理なく使用できる操作性を確保しています。
この軽量化により、庭での移動や収納時の取り扱いも容易になり、一般家庭での使用における利便性が大きく向上しました。さらに、GSJ-2500は環境面での優位性も備えています。電力や燃料を必要としない手動式を採用することで、環境負荷を最小限に抑えているのです。
加えて、メンテナンスも比較的容易で、長期使用における維持管理の手間も少なくなっています。とくに静音性の高さは、早朝や夕方の芝刈り作業時における近隣への配慮という観点からも高く評価されています。
このように、環境への配慮、使いやすさ、近隣への騒音配慮など、現代の生活様式に求められる様々な要素を高いレベルで実現したGSJ-2500は、多くのユーザーから支持を得ています。
刈高さはワンタッチで5段階調節が可能
GSJ-2500は、芝刈り作業における利便性と効率性を追求した製品です。その中でもとくに注目すべき機能が、刈高さのワンタッチ5段階調節システムです。
この革新的なシステムは、10mmから30mmまでの範囲で、5mm間隔での調節を可能にしており、使用者のニーズに柔軟に対応できる設計となっています。このシステムの最大の利点は、芝生の状態や季節に応じて最適な刈高さを容易に選択できることです。
例えば、強い日差しにさらされる夏季には芝生を保護するために長めの設定にし、春や秋には見た目の美しさを重視して短めに設定するなど、季節ごとの適切な芝生管理が可能です。
さらに、同一の庭園内でも日照条件によって芝生の生育状態は異なっていても、エリアごとに最適な刈高さを選択できます。作業中の刈高さ調節も簡単な操作で行えるため、庭の状況に応じて迅速に対応できます。
これにより、作業効率が大幅に向上し、芝生管理にかかる時間を効果的に削減することが可能です。また、適切な刈高さでの管理は、芝生の健康維持にも貢献し、見た目の美しさと実用性を両立させることができます。
このように、GSJ-2500の刈高さ調節システムは、使用者の利便性を考慮した設計となっており、効率的な芝生管理を実現する重要な機能として位置づけられています。
芝生の健康管理と美観の維持という二つの要素を満たしながら、作業効率の向上にも貢献する実用的なシステムとして、多くのユーザーから高い評価を得ているのです。
手動芝刈り機研磨セットも販売
GSJ-2500の特筆すべき特徴として、手動芝刈り機研磨セット「GL-100」を使用することで、ユーザーが自宅で簡易的な研磨作業を行えることが挙げられます。
この研磨セットには、50グラムのコンパウンド（研磨剤）、リール刃を回転させるためのハンドル、そして研磨剤を塗布するためのブラシが同梱されています。
研磨作業は、まず芝刈り機のホイールキャップを取り外し、続いてEリングを外します。その後、ピニオンギアを取り外しますが、この際にピニオンキーを紛失しないよう注意が必要です。リール軸にピニオンキーを差し込んだ状態でハンドルを装着し、付属のブラシを使ってリール刃にコンパウンドを塗布します。
最後に、通常の芝刈り作業とは逆方向にハンドルを回転させることで研磨作業を行います。このように、説明書に従って作業を進めることで、専門店に依頼することなく自宅での研磨が可能です。
これにより、メンテナンス費用の削減や、刃の切れ味を常に最適な状態に保てます。また、必要な時にすぐに研磨作業を行えるため、芝刈り作業の効率を維持することができます。
まとめ
今回は、キンボシ株式会社のGSJ-2500を紹介しました。同社は創業以来、刃物のプロフェッショナルとして鎌やハサミを製造してきた技術を活かし、この手動芝刈り機を開発しました。GSJ-2500の特長は、静音性と軽量性の高次元での両立にあります。新開発の刃の自動調整機構により、従来比約35%の騒音レベル削減を実現し、本体重量約8kgという軽量設計で扱いやすさも向上しました。また、刈高さは10mmから30mmまでの5段階調節が可能で、芝生の状態に応じた細かな管理ができます。さらに、専用の研磨セットGL-100を使用することで、自宅でのメンテナンスも可能です。
